あづみ野建築祭2024
「建築をとおして つなぐ+つながる 新しい暮らし」
積木ワークショップ、建築相談、空家問題、移住促進、防災支援、教育系プログラム、民家調査など、安曇野市とも深くかかわる長野県建築士会安曇野支部の活動を通して、広く地域住民の皆さまとの「つなぐ+つながる」をテーマとする建築祭を、安曇野市との共催にて開催しました。
安曇野の積木は相変わらずの人気。安曇野支部の企画立案をもとに、安曇野市の里山再生計画「さとぷろ。」と地元の製材所が協力して実現した積木の魔力はスゴイ!
会員写真展も、建築士会らしくとても多様性に富んでいて、新聞記者からは事例集としておもしろいという評価をしていただきました。じっくり見ていただいた市民の方も多くみられました。パネル+αの表現の工夫はもう少し必要。建築士あづみの誌上見学会の冊子もニーズが高かったようです。
今回、安曇野市の移住定住推進課との共催となった「建築/空家/移住相談」は、予約3組と当日5組の合計8組でした。空家問題、移住相談から、自宅の耐震化の相談まで、幅広い相談に対応させていただきました。公益法人と安曇野市の共催だったので相談しやすい雰囲気があります。
地元高校生対象の設計体験ワークショップは、個人参加型という企画はとても良かったのですが、広報がうまくいきませんでした。トライ&エラーで仕切り直しです。
最後に、会員間で写真展のミニトークを実施。発表者からの説明は一般公開してもおもしろそうです。次回以降につなげていければと考えています。
日時:2024年10月6日(日)・10月8日(火) ※10月7日(月)休館日
(開催時間 10月6日(日) 11:00-18:00 10月8日(火) 9:00-17:00)
場所:穂高交流学習センター 「みらい」展示ギャラリー
主催:公益社団法人 長野県建築士会 安曇野支部
共催:安曇野市
入場無料
・積木体験コーナー(安曇野の松枯れ材を使った積木、全こども園を訪問しました)
・会員写真展(新築から改修まで、住宅や店舗を中心にさまざまな事例の紹介)
・建築相談/空家相談コーナー(地震対策、家が暑い/寒い、空家相談、移住相談、新築・改修など)
・設計体験ワークショップ(高校生対象、テーマは避難施設)
・そのほか、映像展示コーナーや安曇野市や支部の情報コーナー
設営時集合写真
会員写真展・出展者
番号順
01 「軽量鉄骨造のリノベーション」 高井健慈(有限会社ひだまりミュゼ)
02 「安曇野・路地裏の隠れ家 炭火焼肉TAKIBI」 小川原吉宏(株式会社小川原設計)
03 「シングルマザーの農家」 尾日向辰文(尾日向辰文建築設計事務所)
04 「BELS認定 ゼロエネルギー住宅 北穂高の家Ⅶ」 岡江弘友(岡江組&岡江建築研究所+CIRCLE)
05 「登り梁工法 大屋根の家」 加藤毅(加藤毅建築設計事務所)
06 「アトリエのある安曇野の家」 場々洋介(株式会社フジ設計)
07 「松本三の丸スクエア」 岡江正(岡江組&岡江建築研究所+CIRCLE)
08 「青空と北アルプスを切り取り 日常の風景に。」 竹内裕矢(竹内裕矢設計店)
09 土間で「つながる家」 中山卓史(SAN'AI 設計室)
10 「日常にあるテイクアウト専門店 UMEKO」 中村滋宏(ナカムラアーキスタジオ)
11 「les creation de KIFUNE」 宮田光生(宮田建築設計)
12 「生ハムホテル」 高木亮一(株式会社ワークスゼロ)
13 「FB (Family Base)」 山下和希(アトリエアースワーク)
14 「climbing center ART WALL」 酒井一恭(建築設計 studio03)
15 「忘却からの再生」 内川伸良(群青スペースサプライ)
16 「池田の家」 青栁悟(バイオアーキ株式会社)